完全に無農薬、無肥料の高海抜アラビカ種

ミャンマー、ラオス、ベトナムに隣接している、中国・雲南省。
その中、標高1300m〜1500mの肥沃な赤土の山岳地帯にあり、さらには無農薬農法を用いて、雲南アラビカ「思茅(シモン)」が栽培されています。

シモン地区には237万人が生活していて、そのうちの144万人が35もの少数民族で構成されています。中国最も少数民族多い地域です。​独特な地理環境と天候、昼夜の温度差が大きく、赤土の土壌はとても肥沃でコーヒー栽培にぴったりの環境が整っています。自然の恵みを生かした農法が採られ、完熟した赤い実だけを手摘みで丁寧に収穫し、筵(むしろ)の上で天日乾燥させます。ナッツに例えられるような香ばしさと、豆を直置きせずムシロの上で乾燥させていたためか、ほのかに土などのナチュラルな香りが感じられます。

別名「ダイヤの原石」と呼ばれるほどの、全体的に甘味があるアラビカ種のティピカコーヒー。後味にはかすかにフルーティーな果実のような香りが残ります。
舌触りの良い感じとバランスの良さ、そして後味に残るかすかな果実香が特徴のアジアを代表するコーヒー豆の一つ。

 

品  種:アラビカ種
生産地域:雲南省 思茅(Simon)地区
生産高度:1300m ~ 1500m
収穫時期:11月~3月